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昼と夜と

 サビーナは脇道へ行きましたが、戻って来て一緒に下流を目指しました。通路から川原へ行ったのはポールとサリーとシマちゃんでした。増水していて、歩ける場所が限られていたので、小ナベラで食事をして大木のある遊び場から栗の木広場へ抜けて農道へ戻りました。サリーはかなり遅れましたが、呼んでいると上がって来ました。シソ畑で遊んでいて、出て来たローズとサビーナも加わり、H家の農事小屋の手前の田圃へ行きました。中央水路へと歩きましたが、暖かい日だったのでヘビが田の畦で日向ぼっこしていました。ポールやサリーは何もしませんでしたが、ローズが攻撃しました。手慣れたもので、蛇にパンチを浴びせました。圃場整備の際、田の畦を昔の様な石垣ではなく、安価に早く出来る土羽にしてしまったので、蛇の安全な住み家が殆どなくなってしまいしまい、非常に可哀想な環境になりました。どうやら、ローズを追い払い、青の水落し場へ行き食事にしました。中央水路の橋まで行き、小休止して折り返しました。田圃を通り、H家の農事小屋へ行きましたが、猫達は皆走りました。暑い時期を過ぎると、猫達の走る姿を見ることが出来るのは愉しいです。田舎で広い場所で暮らす猫の特権です。その後は、農道を歩いて帰宅しました。
 午前中は、えっちゃん宅のチビが体調が思わしくないので、病院へ連れて行きました。大人しいし、顔見知りなので飼い主抜きで行きましたが、全く問題なしでした。気管に炎症有りそうなので、抗生物質の薬を処方して下さいました。13歳ですが、治癒できるのではないかと思います。頑丈な猫ではないのですが、15歳まで、楽に暮らして欲しいと思います。往路は開通した、高規格道路を通りましたが、殆どがトンネルで海岸の景色は見ることが出来ない道路でした。帰路は、家に立ち寄り昼食にしました。ローズは、知っている筈ですが覚えてはいない様子でした。川原へも連れて行ってあげたかったのですが、時間が足りないので諦めました。
 夜県間の錠を掛け忘れたので、サビーナ・ポール・ローズが脱走しました。外へ出ると、ローズは足元に来たのでアッサリ逮捕しました。サビーナも農事小屋の処で出て来たので、H家の農事小屋の手前まで農道を散歩してきました。サビーナは嬉しそうにゴロンゴロンをしながら歩きました。立ち止まり手を伸ばすと、伸び上がって頭を擦り付けます。夜の散歩は、一段と楽しいのは明らかですが、老人になったYasuには負担になります。3年位前には、しょっちゅう、サビーナ・ポール・花恋を連れて夜の散歩に出ました。夏は、稲の間を走り廻る猫を待ち、冬は祖藻の降りた田の畦も歩いたものでした。だんだんと、昔の事になりつつあります。けれど、時には連れて歩きたいと思います。ポールとシマちゃんはかなり遅く帰りました。
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by nyasu559 | 2013-10-21 23:49 | ねこ | Comments(0)