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万端執り行いました。

 午後、雨が上がりましたので、ミミの埋葬をいたしました。
 プーちゃんの埋葬をした時に、その隣も掘り起こして、石などを取り除いて掘り易く準備をしてありましたが、少し大きめの石が残っていたので、深く掘ることを諦めて、箱の方の深さを浅くして対処いたしました。ミミが私が土葬で埋葬してあげられる最後になるかもしれません。そうなって欲しいと言うか、皆に長生きして欲しいから、後十年もしたら、八十歳半ばで、ツルハシ、スコップ、ジョレンを使って60×60×60cmの穴を掘るのは困難だと思います。それが出来るくらいなら結構ですが、難しいのではないかと思います。スコップで掘ることが出来る様に、土を入れ替えるには、費用が掛かり過ぎます。ともあれ、約50cm程度まで掘ることが出来ました。
 用意が出来たので、ミミを抱いて、最後の川原行きをしました。幸い、水量が減って、ミミが好んで座った二枚ナベラへ渡って横たえることができました。そして、水音を聞かせ、少し、川の水を口元に垂らして、川原にも別れてきました。そして、Kimiとポールが参列して葬儀をいたしました。ポールは代表として、しっかり会葬に参列しました。墓石は、ミミが歩いた場所から拾って来ました。これで、ミミは熊野の土に帰ります。あんまり、長生きをさせてあげられなかったけれど、一緒に川原も歩けたし、水も一杯飲んだし、Kimiの傍で寝たし、隣のおばあさんにベッドへ入れてもらったし。最後の方は、体に良くないから駄目だと言わないで、好物の旬のカツオのお刺身を食べたし、まずまずの生活だったよね。晩年の熊野も悪くなかったと思って眠って欲しいです。
 ミミや。ミミや。ミミや。・・・・・・・・・・
 葬儀の後は、サビーナとポールで出かけました。上流の石段から下りる予定で歩いてゆくと、思いがけず、一緒に外に出ていたアイちゃんがついて来ました。アイちゃん得意なのは下流方面で、上流へは、殆どきていないので、途中で帰ってしまうかと思いましたが、石段も皆と一緒に下りました。
川原へ出て、石を跳びながらは無理ではないかと思いましたので、草叢を抜けて二又枯れ木のある遊び場に行きました。アイちゃんは、迷うことなく一緒に来ました。サビーナは、アイちゃんのことを、一緒にこの辺を歩いていないから大丈夫なのかと気にかけているようでした。ポールもいるから、その二人で遊んでいればよいと思い、サビーナを石跳び場へ誘いました。雨で順延になっていた運動会が午後から行われていたので、その、スピーカーの音が煩かったのでそちらの方へ行きたくなかったのか、二又枯れ木のある遊び場の方で鳴いているアイちゃんが気になるのか、止まってしまいました。アイちゃんの方へ戻ってやろうか」といって、下流方向に歩き出すと、サビーナは歩き出しました。そして、アイちゃんもポールも合流して一緒に歩いてクショマイのナベラへ戻りました。アイちゃんがこんなに一緒に歩くとは思っていませんでしたから、驚くとともに嬉しかったです。
 サビーナだけを連れ帰り、花恋を抱いて川原へ戻りましたが、花恋は瑞夫飲んだだけで帰ってしまいました。アイちゃんは竹藪で声がしましたが、出て来ませんでした。ポールと小ナベラまで歩きましたが、今日もポールは別の方向でしたが、飛距離が足りず後足を水に落しました。もっと距離が出ると思うのですが、重すぎるのか、測定ミスなのか分かりません。
 夜になり、全員中に居ますが、昨夜までは寝ているかのように、いつものように私の後ろのテーブルの上に居たミミが居ません。最近は、風呂場へも来たのに、入浴していてももう来ることはありません。ミミの熊野での実生活は終わり、私達の思い出の中で暮らします。初めての外での夜ですが、本人は、おばあさんと再会して元気に楽しくしていると思います。
万端執り行いました。_d0146673_21495430.jpg

Commented by yamamoto_may at 2012-09-25 12:00 x
大事な家族の見送りをされたのですね。
みんなに参列してもらって、ミミも嬉しかったことでしょう。
最後に川原に連れて行ってもらったことも喜んでいると思います。
今はミミは星になって、おばあさんの待っている虹の橋のふもとへ
渡って行って、いろんなことをお話してるのでしょうね。

今まで居たのがどこにも居ないのは大変寂しい事ですが、
Yasu様もKimi様も十二分なお世話をされたのですから、
良い思い出となっていくことと思います。

ミミの三毛白柄を見て、うちの送り出した猫を思い出しました。
みんなが虹の橋で待っていてくれるなら、寂しくはないかなと
思いました。

最近はめっきり肌寒くなっていますので、夜中や明け方の散歩は
暖かくして下さいね。
Commented by yasu at 2012-09-26 02:05 x
yamamoto_mayさんのコメントをみるとホッとします。
完璧主義ではないので、ミミのことも、まあまあ、悪くはなかったろうと思うことにしています。Kimiはよく面倒を見てくれました。
今夜も、花恋とポールで歩きました。猫の夜の表情は一番イキイキしているような気がして、花恋にせがまれると出てしまいます。本当は、膝に座らせてゆっくりしたいのですが、猫好きでない人が見れば、完全ボケ老人でしょうが、花恋と話をするのが好きです。けれど、寒くなってきたから、歩くことにしています。
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by nyasu559 | 2012-09-23 21:50 | ねこ | Comments(2)