人気ブログランキング | 話題のタグを見る

花恋はハイジャンプ。

 ファーに通路でエサを出しておき、玄関先でウロウロしないようにして、10時半に皆外へ出ました。
 まず花恋と第一休憩場へ行くと、間もなく、食べ終わったファーが来ました。花恋は逃げ出して、農道へ出て下流方面へ避難をはじめました。花恋は比較的ファーを気にしないので、私がついてゆける速度で逃げるだけです。川原へ下りようと言いましたが、青の水落し場への道を選びました。畦で草を食べているうちにファに追い付かれましたので、田圃の中に入ってしまいました。反対側に回り込んで呼ぶと花恋は返事をして出てきました。どうも、田圃に入りながら、付近をウロウロする気らしいので、抱いて帰りました。
 当家の前の駐車用の場所は、皆様に自由に使用してもらっています。アユ釣りシーズンは利用者がありますが、何も言わないでいます。ただ、3台は駐車できるのに、自分さえよければの駐車の仕方だと注意します。駐車に関しては、皆様は自分勝手な人が多いと思います。我が家への来客者でも、5mも歩いてくだされば、交通の邪魔にならない場所を設けてありますが、家の前に止める方が多いです。そして、地所には所有者がいるから、使用するのには断りをいうのが当然だというのが、私の認識ですが、空き地の使用に確認できないこともありますから、私とて、無断使用はすることがあります。所有者に注意されれば、「すみません」が当然で、「どうせ空いてるだろう」という方には、そうであっても不愉快になります。そこで、消防車が道路をふさぐように車を止めて作業をしているので、作業の確認に行きました。他の車が通行できる駐車方法でもできる作業でしたので、少し残念でした。幸い、通行車両はありませんでしたが、他車への配慮を欠いた作業をするのは残念でした。消防団は、東北の震災の時も献身的に活動されました。当地方でもそうであります。もう一つは、特定郵便局です。農協と信用金庫信用組合などの金融機関や商店は、壊滅に近くなりました。小泉改革で何が良くなったのかは、田舎では解りません。昔の方が地域密着の郵政一家でやってくれましたが、頑張っているものの、方針で出来なくなった不便さの方が目立ちます。都会の丸の内界隈のビルの中の特定郵便局を思い浮かべる人には、田舎のことがどの程度認識できるのか疑問です。
 11時に、サビーナと出て下流へ歩くことにしました。途中の小ナベラから、サビーナは本流の方へ方向転換をして、石跳びが出来る方へ向かいました。数は少ないけれど、大ナベラ迄に見事な跳躍を披露しました。大ナベラを通過してからも、二つの跳躍を決めました。一つは、着地石がかなり小さいので、難易度の高いものでしたが、あざやかにきめました。大木のある遊び場へ渡る地点での2mの跳躍は、距離を目測していましたが、中止して休憩に入りました。サビーナなら可能な距離なのですが、休憩なしに大きな跳躍もしてきたので、猫でも疲れたのかも知れません。休憩してナゼナゼも楽しみなのかもしれません。
 休憩に入ってからは、なかなか出発しないので、戻ってなぜるとようやく歩き出しました。元の道を歩きましたが、長い跳躍はごめんだと方向を変えて小ナベラの方へ行きました。そしてそのまま通路へ行きました。坂の上のネットの前で抱き上げると、猛烈に抗議をしました。こんな状態の時は、サビーナは非常に危険で、決して顔を近づけることは出来ません。怒りんぼうのサビーナです。対照的なのは花恋で、怒ることがあっても、決して傷つけるようなことはしません。驚くほど制御が効いた噛みつきやパンチをします。家の中に入っても不満を言ってましたが、食事をして、白箪笥の上で横になりました。
 二時半近くに花恋と出かけました。サビーナ呼んでも出てきませんでした。ポールもネットまで来て引っかかっているのを助けに行くと、逃げ帰ってしまいました。花恋とは、猫柳林の間を歩きました。そして、石跳び場の入り口まで連れてゆきましたが、戻ってしまうので、抱いて休憩岩二号まで行きその上に下しました。花恋は、運動神経が発達していて身のこなしは田舎猫になっていますから、石跳びなどは、朝飯前ですから、あっという間に出口まで行きました。ついて行くのが困難な速度です。花恋は、サビーナのような洗練された技ではありませんが、素早く跳んで渡って行きます。水も怖くないし、跳ぶ力もあるけれど、石跳びには興味が薄いようです。走ったり、潜ったりと帰り道で花恋ちゃん抱っこで辺りを見渡しながら、私と話しながら帰るのが好きらしいです。
 その後は、二又枯れ木のある遊び場へ寄り遊んでから帰りました。石段の下の草叢で立ち止まっていた時に、頭上に黒アゲハが舞ってきました。花恋は、それをめがけて、見事なハイジャンプを見せましたが、捕まえるのは失敗に終わりました。
 帰宅して、三時前だったのでサビーナを連れてゆこうと思ったら、てっきり私と出かけたと思いこんだKimiが玄関を開け放していたので、消えていました。多分、前の田圃の中だろうと思いましたが、周囲を一周しながら呼んでも出てきませんでした。下流方面にも大声で呼んでみましたが、出てきませんでした。6時に第一休憩場に行き呼んでいると、後ろから、返事をして出てきました。雨がポツポツ落ちてきていたので、出てきてくれたので良かったです。
 昨日、エサを食べた後、若鳥を追い払う様な仕草をしていましたが、子別れの儀式だったのかもしれません。今日は、夫婦でいました。もう会えないのかも知れません。当然の成り行き、自然界の掟です。けれども、淋しい気がいたします。
 ミミは、外へは出えますが、川原へは誘っても行かなくなりました。飽きたのか、少し疲れ気味なのか不明です。しかし、Kimiが根気よく食べさせてくれるので、甘えながら、何度も何度も食べて、結構量も食べているし、時々、普通のカリカリが残っているのを食べています。療法食は、パウチのが好きで概ねそれです。缶詰も時々食べますが、療法食のカリカリはさっぱりです。夜は、屡、Yasuの傍へも来て、ジャンパーの上で寝ていますが、概ねKimiと寝ています。
名前
URL
削除用パスワード
by nyasu559 | 2012-07-21 22:42 | ねこ | Comments(0)