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サビーナは朝帰り

 早朝5時に出て、大声で呼びながら、ファーを従えて第一休憩場へ歩きました。そこでも呼んでいるとs宅から中央水路の橋へ向かって走るサビーナの姿が見えました。私も中央水路へ急ぎました。橋と青の水落し場との中間でサビーナと再会しました。橋で私の姿を見たサビーナは全力疾走で来ました。そして、抱っこで話しながら帰りました。深夜の0時と午前三時にも、車で一周しましたが出てこなかったのは、眠っていたのかも知れませんが、部落内だと一番遠くからでも、5分あれば帰れるのに、サビーナは外泊することがあり心配させます。
 晴れて夏らしくなってきました。暑いから、4時まで待って出かけました。下流へ向かう方が日陰になった場所が多いので、その予定でしたが、サビーナが上流へ向かって歩き出し、花恋も従って歩き出しましたので、側流沿いにすすみました。花恋がふざけそうな時もありましたが、仲良く歩きました。花恋は若いから、動き廻っていましたが、サビーナは暑そうに横になることが多いです。二又枯れ木のある遊び場の横まで進むのに30分もかけてゆっくり歩きました。
 そこで、サビーナに石跳び場へ行くかどうか聞きましたら、もう日陰になっているとの説明に納得したらしく歩き出しました。花恋には、このあたりで待ってもらうことにしました。いつもとは正反対の回り方ですが、サビーナは、戸惑うことなく次々と見事に跳んでゆきます。休憩地点になる大きな岩は逆から行きましても、言葉を理解しているかのように、あの休憩丸石へ行こうと言うとさっさと上ります。休憩岩二号へ行きサビーナが甘えている時には全域日陰になっていました。サビーナは気分よさそうに全行程をこなしました。石跳び場行き復活の初日と二日目は失敗がありましたが、それ以降はありませんから、猫も不断の練習が必要らしいです。
 出発地点へ戻ると、花恋はそこで待っていて、「お帰り!」と言いました。そして、サビーナは寝そべって休憩に入り、花恋に父ちゃんを譲りました。花恋と側流を渡り二又枯れ木のある遊び場へ行きました。花恋は、嗣茂みと川岸の境を探索して、爪を研いであそびました。一応遊んだので、サビーナも呼び寄せて帰ることにしました。サビーナは茂みを抜けたところで、後で帰ると言い出しましたが、今日は、連れて帰ることにしました。そして、花恋が歩いてついて来ることになりました。花恋は走ったり、話したりしながら一緒に帰りました。サビーナが抱かれていることにも、焼もちを焼かずに良い子でした。
 トンビは、今年の若鳥は不器用らしく掴み損ねて落すことが何度かあり、それは、さっと親が地上を掠め飛んでとって行きます。三羽しかいないのが、確定的だと思います。早く巣立って離れたのであればよいのですが疑問です。
 ポールに対してシマちゃんは跳びかかってプロレスごっこを仕掛けますが、体重差がありすぎるので、あっさり抑え込まれてギャアギャア言っていますが、離れると隙を狙って後ろから飛び掛かります。ポールは怒りませんから、二人には楽しい遊びなのだと思います。熊野へきて会った瞬間一目惚れして走り寄って以来、シマちゃんはポールに優しくしてもらっているので、幸せなのだと思います。
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by nyasu559 | 2012-07-18 22:27 | ねこ | Comments(0)