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花恋とサビーナ

 サビーナは、田圃に入りなかなか出てこないので、花恋だけを連れて川原へ下りました。間もなくシマちゃんが来てこれは困ったと思っていると、しまちゃんがすがたを消して、サビーナが来ました。石跳び場の入り口までは、揃って歩きました。花恋は、砂場で快便で猫砂の節約に心掛けてくれます。
 石跳び場のの入り口からは、サビーナの時間で、花恋は左のそれて、一人で遊んで時間をつぶして待ってくれます。サビーナは、「ショウタイム」とばかりに、技を披露しながら、軽々と鮮やかに石を跳んで渡って行きます。そして、休憩する大岩の上では、一緒に座る私に嬉しそうに甘えます。休憩岩二号へは、水量が多く今日はまだ渡れませんでした。それでも、ほぼ通常の一周に近い距離を歩くことが出来ました。二又枯れ木のある遊び場へ行こうと歩いていると、花恋が「父ちゃーん、花恋です」と大声で言いながら来ました。そこで、サビーナは猫柳の木陰で休憩して、待っていた花恋に父ちゃんを譲りました。
 花恋と側流を渡って、二又枯れ木のある遊び場に行きました。甲羅が2cmほどのカニがいたので花恋に見せましたが、動いているのに、少し触っただけで興味がないと放置しました。遊び終わって横になったので、サビーナを呼ぶとちゃんと来ました。花恋は、待ち伏せして飛び出しましたが、サビーナに警告を発しておきましたので、一寸した余興でした。サビーナも花恋のすぐ後ろで横になっていましたが、そこの蔓草を動かしたら、サビーナが反応したので、それで、さび9-なをあそばせていると花恋も飛びついたので、サビーナに花恋が体当たりをした状態になり、喧嘩になってしまい、唸り合いとなりました。こんなに気が立った状態だと、サビーナは物騒ですが、花恋は決して噛んだり、ひっかいたりはしない安心感があります。それで、花恋を抱いて引き離しました。この点では、花恋は本当に驚くほどの自制心がある信頼できる良い子です。
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by nyasu559 | 2012-07-14 23:59 | ねこ | Comments(0)