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ミミが川原で寛ぐ

 ミミが出てきて歩きだしたので、川原の方へ行くと、少し躊躇いましたが、暑くない丁度良い気温だったので、行く気になりネットを抜けて先に立って下りてゆきました。歩き回るのではなく、ナベラの上で寛ぎたい気分のようでした。川面を渡る風の匂いを嗅いで気分がよさそうでした。ナベラの上は、足元がしっかりしていますから、私が歩くと、一緒に歩いていました。他の場所へ足を伸ばそうとはしないで、ナベラに上で私の傍てゆったりと横になっている持間が多かったです。美味しい水も何度か飲みました。座っている時間には、新幹線に乗って来たこと、二人のおばあさんのこと、隣のばあちゃんを朝早く起こして部屋へ入れてもらったことなど、いっぱい話をしました。二人だけで、ゆっくり過ごしたのは、初めてのような気がします。そして、川原へは、Kimiの付き添いがあることが多く、他の猫も来ていました。後半は、先ほど、サビーナを襲って叱られたファーが、竹やぶで昼寝していたのか、出てきてワアワアと来ました。ミミは、多少鬱陶しいでしょうが、追い払うだけの体力は残っていません。静かに無視するように、前を見つめて座っていました。もっと居ても良さそうでしたが、小一時間過ごしたので帰ることにしました。ミミは抱っこして歩くのは嫌いですが、ネットの向こうへ下ろすまでは抱いて行きました。途中からは、おとなしく抱かれていましたから、体に少し押し付けるようにする方が安心感あり落ち着くみたいです。玄関先のいすに座っていると、ファーも帰って来ていすの下を通った時にパンチを出していました。その程度は、気力があります。食事次第です。体力の維持が出来れば良いからと思い、食べたいものは、変化をもたせて療法食以外も食べています。療法食の強制給餌はしなことにしています。ミミの本当の気持ちは確かめようがありませんが、これからも、それなりに楽しい日が多ければよいと思っています。
 最初、サビーナと花恋で第一休憩場から水落とし場へ行き、下流へ歩き出しました。サビーナは二枚目の田圃へ下りて、さらに竹薮に入ってゆきました。そして、追っていったファーが竹薮の中で、サビーナを襲ったので大きさ喚き声が上がりました。藪の際だったので、ファーを叱りつけて追い払いましたが、サビーナも逃げてしまいました。川原へ出てくることが多いので、そちらへ回り、小ナベラから大木のある遊び場の間で30分近く待ちましたが駄目でした。花恋も呼んでみましたが居ませんでした。結局、ファーが台無しにしてしまいました。
 帰宅すると、花恋は既に帰ってきていました。サビーナは、午後8時に外へ出て呼んで回って帰ってくると、車のところから出てきました。深夜を覚悟していたのですが、意外に早く戻ったと思ったら、お腹が空いていたらしく沢山食べました。
 久しぶりに深夜の散歩に行きました。ほぼ満月だし、風もない日でしたから絶好の条件でした。サビーナとポール親子だけにして、花恋はのこして行きました。農道を歩いて、親子は仲良く歩きました。運よくファーが居なかったので、順調に進みました。サビーナは、意をたいしてさっさと大ナベラへと下りてゆきました。ポールも付いてきました。サビーナは、興奮気味に川原を走っていました。満月の光を浴びると、猫のアドレナリンの出が活発に成るのでしょう。ポールも、活発に歩き回っていました。私が、大ナベラで座っていると、サビーナもポールも来て、水を飲んだり、擦り寄ってきたりして、一緒に来たのがうれしいようでした。それから、家の下のナベラまで歩きました。途中、ポールが凄い勢いで後ろから私の横を駆け抜けて行き、少々、驚かされました。月の光は猫に活力をあたえます。最先端のナベラへ行き座りました。サビーナもポールも一緒に来てきました。ここでも、水を飲んだり、歩き回ったりもしましたが遠くへ消えてしまうことはありませんでした。最後は、いmほどの間隔でじっと座っていました。犬だったら遠吠えをするのかもしれませんが、猫は、黙って静かに座っています。こんな時は、矢張り親子で来るとしっくりします。ピーターとマリーも揃っていたら楽しいだろうにと想い出に耽りながら座りました。猫達は思い出すことはあるのでしょうか。
 猫達は、朝まででも居たいのでしょうが、そうも出来かねますから、サビーナは抱いて帰りました。深夜の散歩は、猫達には魅力があるようです。今夜の様に、一緒に歩いてくれると良いのですが、勝手に行動されると、戻ってくる時間が分からないで待つのは困ります。聞き分けの良い子達とはいえ、時には、残して引き上げる羽目になることがあります。安全な場所ですが、残してくると、帰るまでは一応心配が付きまといます。以前は部落内をあるいていましたが、確執がありましてからそちらの方へは足を向けませんので、川原の方面が多くなっています。猫もそれぞれ好みがありますので、花恋は、50mを一気に駆けるのと田圃の稲も間を走るのと中央水路を歩くのが好きだから、部落一周をしなくなったのは残念だろうと思います。
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by nyasu559 | 2012-06-03 22:20 | ねこ | Comments(0)