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今年も終わります。

 我が家は、無事に終わりになりそうです。ただ、外猫ニックが未だ帰宅していません。
 高齢者の多い田舎では、親族をはじめ親しかった人々が続々とこの世を去りました。昔の事は、訊ねても返事をしてくださる方が居なくなってきました。自分の記憶だけが頼りに近い状態になりました。
 猫の世界でも、河原猫出身の長寿猫の洋ちゃんも、愛しのアミちゃんの後を追って旅立ちました。これだけの、長寿を見事に生き抜けた生涯だった、悔いなき旅立ちだと思います。弘前のチャロ君は突然の旅立ちだったそうです。闘病を戦い終えて去った子など様々ですが、厳しい、冬を迎えている震災地の動物と毎週処分という名のもとに命を奪われてゆくものたちの事を考えると、愛する人の下で旅立てれば、それなりに、幸せだと思えます。
 その様に、私から見ると、満足する人生であったであろうと思う、中学時代の恩師も親族でも、最後まで、好きなお酒が美味しかった方も亡くなりました。そして、私の両親を「あにき」ねえちゃん」と言って、自分の親と一緒に仏壇に祀って下さった心根の方も居なくなりました。もう、私の両親のことは、5歳の時の私の断片的で朧げな記憶だけになりました。淋しいこともありますが、この世に生を受けて、命を授かっているものは、全て、それを終える日が来るのは当然だと思っているし、そうでなければ、困ったものだと思うのが、私の考え方ですから、時としては、皆様とは肌合いが異なり、特に感情が最優先の風潮に棹さす感じなることがあります。しかし、命を大切にし、生きてる間には、凡人として出来ることは限られた事だと思いますが、出来るだけのことをしてゆくだけだと思います。本当に、小さな、小さなことですが、今居る我が家の猫達を最後まで、出来るだけ楽しく、熊野で私達と暮らせてよかったと思って旅立てるようにして、虹の橋の袂に出迎えて貰える事楽しみに生きていく事にしています。
 文才のせいにしてしまうのはよろしくないと思いますが、とりとめなく、私見が挿入してしまいますが、猫達がそれなりの暮らしている様子は、もう暫くはネットでつたえてゆきたいと思っています。
 お付き合いくださいました皆様方に感謝し、皆様方もよき新年を迎えられますようお祈りいたします。
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by nyasu559 | 2011-12-31 23:15 | ねこ | Comments(0)