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柚の木が甦る。

 「甦り」、なんとも、嬉しい響きの文字であり、言葉です。
芽吹きは、春の事なので、そろそろ初夏となり、気温の上がり始めていたので、もう、枯れてしまうのだろうと思って、淋しい思いで、川原へ行く度に見ていた、川への下り口に立って居る「柚」の木が、芽吹きました。枝という枝に、緑の小さな芽が出ています。昨日は、気がつかなかったのですが、昨夜からの雨で、一斉に伸びたのだと思います。気がついたのは、今日は、雨だったので、散歩をしないで居ましたが、夕方、雨が止んだので、車に乗せていたサビーナと歩いたので、その時に気がつきました。まさかと、目を疑う気持ちで見ましたが、大丈夫、復活してくれました。今年は、実をつけるのには、間に合わないかもしれませんが、来年からは、又、実をつけてくれると思います。家に帰って、Kimiに告げて、一緒に見に行きました。私が、小学生で、飛鳥に来た時には、既に、大きな木でしたから、最低60年、多分、私より、年上だろうと思います。木についた、コケなどを落として、長生きしてもらおうと思います。5m以上の高さなので、高い脚立に上っての作業になるので、老人には、苦手な作業になります。若い時は、なんでもない作業が、おそるおそるになっています。まったく、情けないと思うのは、この様な時に痛切に感じます。今日は、本当に嬉しい日になりました。
 雨が止んだ時に、花恋と何時もの順路で歩きました。花恋は、いそいそと喜色満面で歩き始めました。Kimiも外に出ていて見ていたので、本当に嬉しそうに行くねと言ってました。セカンドハウスへの逆ト字路で振り返ると、ニックが後を追ってきていました。花恋に、「ニックが来ているよ!」急かしましたが、セカンドハウスについた時には、曲がり角まで追いついてきました。それを見た花恋は、走って橋のところから中央水路に下りて行きました。私も、中央水路の畦道に行き見ていると、ニックはセカンドハウスに入って行き念入りに点検したようでしたが、出てきて私達の方へ歩き出しましたが、途中で踵を返して帰ってゆきました。そのままずんずんと家まで帰って行きました。花恋との散歩は話しながらが多いので、声を聞くと後を追ってくる事が屡になって来ました。花恋と歩きたいのかも知れません。一方花恋は水路で、ニックが来る方角を見ていたので、気になっているのかもしれません。「もう、帰ったよ」といって花恋をせきたてて、漸く青の水落とし場まで辿り着き、更に、時間が掛かりそうなので、抱いて帰りました。
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by nyasu559 | 2011-05-11 23:16 | ねこ | Comments(0)