2011年 01月 17日
宿命
さて、表題にしました宿命とはどのようにわりあてられたのか。我家に来た猫達も様々な、生まれと生涯を過ごしたり、今を生きています。以前、暫くの間は、母系家族で5代続いていたことがありましたので、その時は、母と子が暮しました。しかし、父親はわかりませんでした。子供たちも里子に出さなかったので、兄弟姉妹が一緒に暮しました。けれども、花恋でも、その母親は?、一匹で生まれることは稀だから、その兄弟は?、一緒に捨てられたのかもしれないが、花恋だけがその場に留まりヴィートさんに救われて、紆余曲折様々な事がありましたが、熊野で住むべく生まれてて来たかのように生きています。兄弟姉妹が居たとしたらどの様な暮らしをしているのかと考えます。サビーナとポールは一緒に暮らし、親子と言う感覚なのかどうかは不明ですが、他の猫とは違う接し方をしています。しかし、妹のマリーは、引っ越す一ヶ月前に国道で事故死してしまいました。そして、兄のピーターも一週間後に忽然と姿を消しました。私は、優しいピーターは、居なくなったマリーを捜しに出てしまったのだと思っています。ポールと瓜二つで子猫のときは見分けが付かなかった、ハンサムで人懐っこい頭の良い子だったので、誰かに連れ去られたのだと言う人が多かったです。私に、何時も寄り添っていたので思い出す事が多い子です。ポールは、危なく命を落とす寸前に捨てられて、私が、直ぐに病院に連れて行き、破裂寸前だったヘルニアの手術が出来て、7.5kgの巨体と女性(猫にも人間にも)にもてる猫生をしています。ピーターとポールが背負ってきた運命の別は如何して有るのでしょうか。ピーターが幸せに暮していてくれるだろうと思うことにしています。
シマちゃんは、もう一匹居るのですがよろしいでしょうか?とプーちゃんに付録のように一緒に熊野へ来た子ですが、ポールに一目惚れし、Kimi についてまわって暮しています。私が、断っていたらどこへで生活することになっていたのでしょうか。一緒に来たプーちゃんは既に肺膿腫で亡くなりましたが、野良生活の時の厳しい生活時に背負わされた病だろうと思います。捨てられたのか、野良の母親から生まれたのかは不明です。サビーナは首輪をしていたし、花恋もエサと水入れの前に座って居たそうなので捨て猫です。明石の子は出自不明のようです。ミミは病没前にお話を聞けなかったから詳細は不明ですが、誕生日が期されていますので、子猫のときからの室内飼いの家猫です。けれども、死別した飼い主の元から、その弟さんが私の学友と言う縁ではるばる、市川市の駅前から熊野の田舎に来て、と惑いながらも走ったり飛び上がったりと田舎の暮らしに適応し、隣家のおば麻の元へも通い、時々ベッドでお泊りもしてくらしています。これまた、不思議なえんの繋がりで生きています。
野良生活をしていて保護されたときに、エイズや白血病の検査で陽性反応が出てしまうと、里親が見つかりにくくなります。エイズより白血病は感染の危険性が高いそうなので、多頭飼いの家でに迎えるのが困難になります。その期間が短くても、運悪く喧嘩した相手がそうならば感染してしまう事があるようです。その運命の分れ道はどの様に決められるのだろうかと思います。そんな子を迎えてあげたくても、隔離して生活させてあげる環境を整える余裕がないのが悲しいです。今居る子達は健康で良い子達だから、他家に移ってもらって白血病の子を迎えるわけにも参りません。ミミがしているように、猫達はそれぞれに、環境が変ろうとも立派に生きてゆくのだろうと思います。花恋は私暮すのに満足しているのだろうなと思ったりしています。しかし、花恋なら、何処へ行っても幸せを掴み取れる子のような気もいたします。分かれたら、私の方が打撃が大きいのは判りきった事です。
by nyasu559
| 2011-01-17 04:18
| 雑感
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