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 kimiもYasuも共に淋しいながら、今年も肉体的には元気に一年間を過ごしました。
 一度もYasuを認識出来ずに生きたkimiは、ハッキリとは認知してないのだろうけれど、Yasuが面会に行き手を握ってkimiに「大好きだょ」と話し掛けると、貌を輝かせて嬉しそうに「アタシも大好きよ。又、一緒に暮らそうね。」とYasuとkimiは昔と変わらずに二人は共に生きて居る喜びを感じて、心の底から、歓喜を味わう時間が無いままに過ぎてしまった一年でした。カワイソウナkimiです。けれども、如何しようもしてやれません。「淋しいねぇkimi。ゴメンねkimi。父ちゃんも淋しくて哭いているんだよ」。「kimiを大好きだょ。何時でもkimiが一番のままだよ!!!」。
 Yasuには、kimiが傍に居ない。猫隊も誰も居ない。全く「独居」状態の老人です。単に生命を維持し続けて居るのみで、生きている意義が見出せないままに極めて健康には恵まれて居ます。
 「霊魂」に成ればkimiの傍に行けるのかなぁ???。

# by nyasu559 | 2022-12-31 20:24 | 随想 | Comments(0)