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別れの日

 ミックを埋葬しました。老化した肉体では、墓堀に悪戦苦闘して昨日一日かかってしまい、昨夜はもう一晩私の傍で寝ることにして、埋葬は本日10日午後2時30分にしました。いまでこの調子では、10年後はどうしようもなさそうなので、全員分の穴を今のうちに掘っておくことにしました。
 ミックは、昨年2008年8月27日午前2時10分に熊野に引越ししてきて以来、見事な手腕で手術してくださったアップル病院の先生、体力回復に療養生活に万全の配慮下さった、明石市の美女M様に取り戻していただいた、走り回れる肉体をフルに使って、熊野の土と草の上を走り回って遊びました。早朝から日が落ちるまで食事に帰る以外は仔猫のような表情で、猫達と揉めることもなく、マックとサリーの同時に来た子達と仲良く遊びました。浜での苦しい時期にその命をつなぐ為に献身的に、励ましながら食事と薬を与え続けてくださったS様が、一緒に散歩するのを楽しみにして下さっていたのに、その時が来る前に5ヶ月余で旅立たせてしまい、申し訳ない気持ちで一杯です。引越しの時に持たせてくださった、赤い敷き布に包んで永遠の眠りにつかせることにいたします。「ミック!起きろと!今日も天気で日が当ってきたぞ。」と呼びかけると起きてきそうな様子で寝ていますが、もう、起きてきてはくれません。マッサージしたりして涙声で呼んでも、奇跡は起きません。もう、虹の橋のたもとで跳ね回っているでしょうが、熊野での最後時期の日々が充実した楽しい日々であったであろうと思っています。ちゃんと自宅の自分用と思っている愛用の猫ハウスに帰り、いつものように寝て最期の時を迎えました。ハウスで寛いでいる時は、背中を撫ぜたり、アゴの下を撫ぜさせてくれましたが、とうとう膝の上で日向ぼっこは出来ませんでした。浜で全ての苦しい経験を済ませたミックに旅立ちに際しては、前日まで思う存分遊び、辛い闘病生活をすることなく、眠りについたままやすらかな表情で旅立てるように神様も御配慮してくださったのだと思います、5歳という短い寿命でしたが、精一杯頑張り多くの人々や、私共夫婦に感銘をあたえた、立派な猫でした。もう、母猫や兄弟姉妹猫達と、走り回っていることだろうと思います。小粒ながら立派でハンサムなキレイなミックよさようなら。
 葬儀には、プーと花恋は欠席でしたが、その他は参列して賑やかに済ませました。川砂のきれいなトイレもつくり、水仙と猫柳を抱かせました。
Commented by ムスメ at 2009-02-11 21:30 x
何を書いても本当の気持ちではないような気がして
書いては消し、書いては消ししています。
突然のことで、まだうまくお別れの言葉が言えません。

でももうミックさんはいないのですね。

その事実だけが胸にズキンときます。
Commented by taratara at 2009-02-12 08:53 x
どうしているかな?と気になりながらもそのままになっておりました。
まだまだ若いのにと思うと本当に残念なことです。
2月8日に亡くなったのですね。
直前まで元気に遊んで眠るような最後だったとのこと
誰にも心配を掛けることもなく旅立ったのですね。
ミックくんの旅立ちが安らかなものでよかったです。
ごはんや寝床の心配もすることなく過ごした日々
夏の終わりから秋、冬、早春までときっと楽しかった事でしょう。
「熊野のお父さん、お母さん、ありがとう。」そう想って旅立ったのでは。
ミック君がいなくなったことはとても寂しいです。
でも、暖かいハウスの中で旅立ったとのこと
保護してもらえてから最後まできっと幸せだったと思います。
どうぞ安らかに…。
Commented by yasu at 2009-02-14 19:04 x
Taratara様、ムスメ様、ミックは短すぎましたが彼なりに充実した猫生を全力で駆け抜けて、死後も多くの方に気に掛けていただき、満足して眠っていると思っています。欲を言えばきりがありませんが、楽しい想い出を残してくれた立派なキレイな猫でした。淋しくなりました。
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by nyasu559 | 2009-02-10 08:15 | ねこ | Comments(3)