人気ブログランキング | 話題のタグを見る

止めてくれるな!

 花恋は、機嫌よく元気に進みました。そして、大ナベラの下流の本流側から勝手に小ナベラへ移動しようとして、「あかんでー!」の制止を振り切って、「止めてくれるなオトッサン、何がが何でも行かねばならぬ!」とバシャッ、バシャッ、バシャッ、と水を跳ね返しながら浅瀬を渡って行きました。時々、無鉄砲な行動に出る花恋です。けれども、何時もケロツとしているから、腹を決めたら度胸満点の野性児になりました。多分考えられない野蛮な爺と猫の生き方かと思います。けれど、お互いに満足して暮らしていると思います。
 昨日、散歩なしに終わった花恋を連れて、ポールに付き合ってもらって出かけました。灰窯から下りて二又枯れ木のある遊び場に行き、遅れて到着したポールに食事に出してる間に、花恋はどんどん石段の方角に歩いて行きました。呼んでも戻らないと思ったら、上の農道を歩いていました。下りて来そうにもないので、迎えに行き抱いて帰りました。嫌で帰ったのではないらしく、上機嫌でクショマイ目指して歩き出しました。花恋も女の子だから、それらしく大切に扱うとご機嫌麗しくなります。昔取った杵柄が少しは役に立っているようです。歳の離れた若い子と遊びに出ている時と、同じ様な感覚で時間が流れます。違うのは花恋の動きに追従しきれない、老いた身体の動きです。少し遅れたけれど、ポールが追い付いて花恋と仲良く歩いてくれるので、弾むように動く花恋との散歩の時は、ポールと三人のほうが楽です。
 クショマイから更に下流に行くのも、二人とも文句なしに賛成でした。櫛形岩の所で大ジャンプするのではないかと思いましたが、慎重に戻って廻って来ました。大ナベラらを過ぎた本流沿いは更に水位が下がっているので、花恋もポールも来ました。ポールは少しヘマをしたけれど、私と一緒に来ました。ところが花恋は途中でショートカットを思い立や、冒頭の暴挙に出ました。こんな時の花恋は止め立て無用です。普通に廻って大木のある遊び場に行きました私達の処へ、濡れた体の手入れを終えた花恋も来て合流しました。
 通路を上った処で、花恋は下流か青の水落し場へ行きたそうでしたが、ポールが私と帰宅する方に歩いていると、私の声に応えて走って来ました。気儘な面と、素直な面と両方備えた、カワイイ素敵な花恋です。それには、時間を要しますが、長編の動画を見て頂ければ納得できろかと思います。
 途中の農事小屋で、草を食べ、珍しく花恋も一緒にカリカリを食べ、化粧もしてから、第一休憩場経由で帰宅しました。皆が楽しめた散歩だったと思います。
 その前の散歩は、定番のトリオで定番の順路を何時ものように楽しく廻りました。石段を下りて、進歩したアイちゃんは、親子にひけをとらずにスイスイと石跳び場を楽しんでいます。動画を見てKimiもアイちゃんも自分の進歩を楽しく思っているようだと言ってます。サビーナ親子に末娘として認められたようです。多少気難しい面が有るサビーナもアイちゃんには認めさせられたようです。
 シマちゃんは、適当にほっつき歩き、Kimiが外に出ている時はお供を勤めています。サリーは大分長い時間外で過ごすようになりましたが、足を延ばすようになれば嬉しいですが、ポールに期待して頼んで見るしかないようにも思います。サリーは洗面所で寝るのをやめて、殆ど私の布団で寝る様になりました、それで、花恋が傍で寝るのが少なくなくなりました。けれど、サリーにも多く時間を上げたいから、よしとします。ファーは、家の周辺から離れずに過ごしたそうです。
名前
URL
削除用パスワード
by nyasu559 | 2013-01-12 23:48 | ねこ | Comments(0)