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サビーナは先に行く。

 Kimiが茶摘を始めたので、山際の石垣の下でいました。当然、付き人(猫)のシマちゃんも近くに居ました。I家の奥さんもそこで畑仕事をしていました。サビーナを連れてその脇道を歩いてゆくと、ファーモあとをおって来ました。Kimiの傍へサビーナを連れて行きましたが、茶摘には興味がないらしく、すぐに、視界から消えました。近くに居るだろうとも居ましたが居ないので、先に川原へ行ったのではないかと下迄で行きましたが居ませんでした。家に帰ったかと戻ってみましたが居ませんでした。もう一度川原へ行き、川の中へ出てみると、サビーナは岩の上で待っていて、すぐに私の方へ来ました。先下りて来た時に返事をしてくれればよいのにと思いますが、花恋ほど大きな声ではものを言わないのがサビーナ親子です。その直後、サビ絵はーナあh愛用の爪とぎの木へゆきました。ファーも付いて来たので、サビーナにファーがこれない方へ行うと石跳び場へ行きました。
 水量が減ったので、距離のある跳躍箇所は別の場所になりますし、何時もとは逆廻りになりますが、サビーナは、快調に愉しそうに石跳びをしました。ファーは岸辺を遡って歩き、一度は、私達のほうへ来ようかと思った様ですが断念して、岩の上で寝そべってこちらを見ていました。サビーナもファーの方を見ていることもありました。一緒に歩きたいのでしょうが、サビーナは嫌がりますから運慮してもらいます。途中の休憩時には、最高に愉しいと言ってました。最上流まで行きました。距離がある箇所で、選択肢がふたつのところでは、距離が長くても着地点が安定している方を選びました。見比べて、自分の跳躍できる距離ならば広く平坦な岩を選択するサビーナは沈着で賢明な判断が出来ます。賞賛されるのは、サビーナにも良い気分な様です。途中二度の休憩を挟んで、コースを変えて沢山歩きました。サビーナは、石跳び場に飽きたのでは無いのがはっきりしたような気がします。私も、出来るだけサビーナに負けないで二人で運動したいと思います。猫の相手でなければ、川の中をジャブジャブと歩いて50mも歩けないと思います。
 家の下迄来てサビーナが休憩中に、ウナギ釣りを岩に仕掛けている人と立ち話をしました。我が家の猫達が歩く200mくらいの間に、適当な岩が50もないそうです。私が中学生の頃までは、沢山ありましたが、河川の工事や砂防ダムを沢山作り、人間の安全を図るとの名目で河川を有る意味破壊してきました。人口過疎になるのに、安全な箇所に住めないで居る人が多いです。何処とも不思議な現象ですが、生活がかかっていると、合理的な解決にはなかなか至りません。評論家、特に、門外漢の方が無責任な理想論なのか、机上の空論をしたり顔で喋ってたり、文章にしたりしているのは不快に感じます。私は、ウナギ釣りには熱心ではありませんでしたが、川遊びは毎日でしたから、どの岩には、ウナギが隠れるには適当な穴があるとは、殆ど頭に入っていました。これも、昔の話で、同じ年配のその方との立ち話は、懐かしくもありますが、ある面物悲しいものでした。サビーナに、今日は、此処で帰ろうというと、素直に一緒に歩いて坂を上がり帰宅しました。庭で、横になっていましたが、プイと外へ行き、隣家の庭に行き、裏手を廻って畑に行き、また戻ったりして捕まるのを拒否しました。
 帰ると浴室の窓から外を見ていた花恋が声をかけてきたので、第一休憩場までの短い散歩をしました。下流方面には行かないことにしているので、花恋も其処で遊んだだけで孵ってきました。矢張り、部落の道をを話をしながら一周して歩くのは愉しいですが、不快な思いをする方と顔を合わせるのは避けることにします。昔は、もっと沢山の猫が居ました。ネズミの害の防止には猫が第一人者でした。そして、今以上に、野草を摘んでいましたが、猫の小便で、臭くて野草も摘めない迷惑をしているとおっしゃいます。絶対の保証には自信がありませんが、猫が、マーキングに尿をかけるのは、高さのある草や塀などで、蓬など、地面に密集して生えている場所などにはするのは見た事がありません。用を足すときは、軟らかい土、出来れば砂、場合には、草を刈って少し集めて置いてある場所以外にはしません。密集した草などは掘れませんから、犬はともかく猫でそんな場所にするのは、相当にオバカサンか猫の習性も何も知らない、御偉い観念的な文化人か、無知なことに気づかないオバカサンかだと思うのですが、何であろうと嫌いなものには、概ね、理屈などはどうでも良しで自分の思い込みが、真実・事実として押してくるのは止む終えないことかと思います。少し前に、静岡県の新島で猫全滅作戦が立案されて、ネットでは、それに反対したり救援のために奮闘される方の記事が沢山ありましたが、結末まで追っていませんので知りません。ここでも、ネズミの害を防ぐための猫が、不要・無用になれば、町内での声が大きくなったそうです。善良なる市民・国民は怖いです。私などは、頑固な偏屈な老人だから、感受性豊かで、だまされ易く常に被害者として振舞う方は怖くてしょうがありません。特に、非国民なる言葉を持ち出す方は怖いです。ともあれ、わが部落も例外的に旧態然とした田舎ではなくなったようです。隣家の、ミミを可愛がり、雨が続くと、ヘルパーさんにミミを連れに来させていたおばあさんは、旗仕事をし、クワを休めた時に、猫達が待ってましたと軟らかくほぐしてくれた土を使わせてもらっていたのも、過去のことです。
 ポールが、左前足を晴らしているのが、元気は、昨日より良いのですが、自然に直るとは思いますが、病院へ行くことにしました。化膿していましたから、注射と飲み薬でした。待合室でも、外でも、女の人から、ハンサムな猫ですねと褒めてもらいました。ポールは、本当に女性にはモテます。Yasuとは大違いです。怪我は、心配ないですが、内臓関係や老齢で不調な場合は非常に心配になります。ポールを褒めてくださった方もそちらの方らしく不安そうでお気の毒でした。快方に向かえばと思います。
 夜、10時半に、花恋が先頭に、常連のサビーナ親子に、ミミとアイちゃんまで来て盛況な浴室でした。そのあと、お湯から上がって部屋へ戻って間も無く、花恋が嘔吐を始めました。かなり何度も吐き、サビーナが不調だった時に上がった棚の上に行きました。抱き下ろして浴室へ連れて行きました。大声でなくので全員が集まってきました。優しいポールは心配そうに抱いている私に伸び上がって前足をかけて、花恋を気遣っていました。サビーナは、怒っているのか心配しているのか判然としませんでした。12時頃から1時近くまでは、ハアハアと息も荒く、トイレも何度もしましたが、軟便がほんの少しだけでした。それと、ジンマシンのように体が痒いらしく、少し毛を毟るほどの仕草をしました。かなり心配しましたが、1時頃には容態も落ち着き、声も苦しいく不安な声から、花恋らしい甘えを込めた声に変わりましたので安心しました。2時には、なくことも止めて、穏やかな様子で横になり休んでいます。昨夜の、長時間の外出時に、何か、よからぬものを口にしたのではないかと思います。食いしん坊ではなく、食事は程ほどにしかしないのですが、捕まえたものは何でも口にする癖があります。勝手な外出はさせないようにしなければなりません。九分九厘安心してよい状態になりましたので嬉しいです。花恋との別れは、まだまだ先でないと困ります。
 3時を過ぎて、花恋は完全に落ち着いて、静かに休んでいます。未だ、脱衣所の台の上に居ます。
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by nyasu559 | 2012-05-10 22:25 | Comments(0)