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花恋とポールとサビーナ

 丁度正午だったのですが、花恋が、少し前から外へ行こうとせっついていましたので出掛けることにしました。サビーナは当然飛び出しました。花恋は反時計回りであるきだすので、第一休憩場へ行くことにしました。花恋が一番に到着。サビーナは、花恋が邪魔で遅れましたが来ました。ポールは、家の前からなかなか出発しないで、サンザン待たされましたが、どうやら、同行することになりました。サビーナと花恋だけより、ポールが一枚加わると進行が無難になります。其処から、青の水落し場経由で、下のナベラへ行くことにしました。花恋は、サッサと先行して歩いて行きました。けれど、またもやポールがグズラ病を発病して時間がかかりました。青の水落し場に到着した時には、花恋は、既に農道沿いの水路に行き風を避けて顔だけ出していました。私は、直ぐに花恋のところへ行き、親子を呼びました。サビーナが近づいてくると、花恋は出迎え(=待ち伏せに)行きました。サビーナが立ち止まってしまうので、花恋を抱き上げて川原へ下りました。サビーナもポールも来ました。
 川原では、花恋が、あちらこちらの大小の砂場で転げまわって遊びました。サビーナは、花恋が居ると気が楽でないのか、石跳びをしませんでした。割合揃って歩いて、家のしたで終了として、「帰るぜ」と言うとポールが先頭で帰りました。ポールは、どういう訳か帰り道では、サッサと歩くことが多いです。サビーナが続き、二人とも車中へ入って食事をしました。花恋が殿でした。
 車中のお二人さんに続き、電柱上でお待ちのお二人さんにも給仕しました。大抵、此処へは、もう一人切るのですが、今日も来ました。今日は、あまり酷く追い払いをしませんでした。私が、遅れてきたのにも、出来るだけ受け取れるようにしているのを理解してのことなのか、たまたま、機嫌がよかったのか解かりませんが、体当たりをするような激しい事はしなくなってきたようで、ハラハラしなくてもよくなりました。鳥類の骨は軽量化の為にパイプ状だと読みましたので、羽毛を散らして絡み合って、墜落寸前の時などは、骨折したら大変だと心配しながら見ていました。自然・野生の生活は厳しいのが当然ですが、平和な方がうれしいです。特に、食料の確保は至上命題です。けれど、人間達は、心優しく、自己犠牲を厭わず奮闘努力されている方が、悪戦苦闘されているような気がいたします。首相をはじめとして、自己利益最優先の行動としか見えない方々が、見事に立ち回って、責任回避の見事さには敬服いたします。TVで活躍する、有識者、専門家、文化人の多くは、本当に面の皮が厚いと思います。
 閑話休題、そのあとで、アイちゃんが玄関先で、一緒に行きたそうな感じだったので、「アイちゃん、二人で行くかえ」と言って、第一休憩場から、水落し場へ行き、そこから下の田圃へ降りる、アイちゃんが好きなルートを歩きました。花恋やサビーナのようなわけにはゆきませんが、一緒に進みました。そこから、下の竹薮へ潜り込んで行きました。呼んでも出て来そうに無かったので、家の下に下りて、アイちゃんを呼びながら下流へ歩きました。下流のナベラまでの間には、猫達が出入りする疎になって居る場所が三ヶ所ありますが、返事はすれども、場所がはっきりしないで、時間がかかりましたが、一番下流側から、大きな声で「アイちゃんが来ましたー」と言いながら出て来ました。下流方面が得意分野なので、ドンドン下流まで歩きました。折り返して、じきに茂みに入ってしまって出てこないので、帰るよといって残してこようかと思ったのですが、石垣下の栗の木のところが、日当たりが良く、かぜっまたら無いので其処で待って、少し、下流までも呼びに行きましたら、アイちゃんは嬉しそうに出て来ました。坂道も上がってきたのですが、下流のH家の農事小屋に止めてあるトラクターの点検に行ってしまいました。もう付き合わないで帰ってきましたが、アイちゃんも10分遅れ程度で帰ってきました。アイちゃんは、帰り道は全力疾走することが多いので、多分、走って来たのだと思います。二人っきりで長い散歩は初めての様な気がします。
 Masa&Ukoの夫妻が帰省に出発するそうです。明朝5時頃着でしょう。
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by nyasu559 | 2011-12-27 22:33 | ねこ | Comments(0)