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車のこと。

 車のこと。深夜にTVでメルセデス・ベンツのE-Class、Diezleの紹介番組をある種の感慨を抱きながら見ました。小さい頃から車が好きで、出資していた自動車整備工場が近所にあったので良く遊びに行きました。そして、エンジンバルブの古いのを貰ってきて大切にもっていた記憶があります。バスに乗るときは座らずに、運転席の後ろに立って、その操作を見ていました。そして、大学時代は自動車部に籍を置きました。社歴は、オースティンの中古車⇒縦目のセドリック⇒クラウン中古車⇒ベンツ3台。平行して、トヨタ・ハイエース2台です。それと、製材工場を経営していたときは、イスズのトラックのエルフ2T⇒4t⇒6tを使いました。6tに製品を満載すると10tはゆうに超えていましたので、箱根は登坂できず、御殿場廻りで東京へ行きました。東名高速などない時代のことです。大型トッラクや自動車部時代のトルクのかたまりみたいなアメリカ車、そして、完成度の高いベンツと、車は、それなりに乗りましたから、人生では大きな比重を占めています。
 以前はBenzのEクラス2Doorクーペ、280CEから320CEまでを乗り継いだ時期が有りましたので、今は、安価になったPCすら買い換えられない零落した経済事情にありますから、夢のまた夢ですが、非常に懐かしく、そして、ガソリンエンジンとは異なる、低回転で、5リッターエンジンに匹敵するトルクが湧き上がってくる、異次元のエンジン特性を味わってみたいと思いました。大嫌いな、石原都知事が、ディーゼル乗用車禁止したことにより、先進的直噴エンジンなどの先端技術を有していた日本が、ヨーロッパに逆に大きく水を開けられてしまったのは残念です。文学者が情緒的に判断してゆくことが多くなっている、昨今の日本は、国民全体も、論理的思考回路が退化してしまっているのに、PCを使いサイバー空間に入り込むことで、かえって、科学的に進化したレベルに居るかのような錯覚しているように思えてなりません。その番組の後で、iPodの紹介番組をも見ましたが、便利で考えも熟練なくしたいことが手軽に出来る良く出来たシロモノだと感心しました。機械にしてもらうだけで、それはそれで宜しいのだとは思いますが、いざとなると、知力のない人間になってしまう弱点もあるのではないかと危惧します。話を戻しますと、車の世界は、かの、ル・マンのようなスピードレースでもディゼルが天下を取ってしまったのはもう何年前だったか記憶にありません。あの当時は、光化学スモッグで東京は酷い状況だったので一定の理解は出来ますが、非常に高いハードルの排ガス基準を設定して、技術的努力でクリアー出来れば可としない決定は、なんたることかと思ったものでした。直ちには困難なほどの基準でよいのではと思いました。今では、黒煙どころか排気管の前に白いハンカチをつるしてアクセルを踏んでも汚れないと言う驚くような水準に達しています。自動車部に籍を置きましたので、Fordの1934型なる油圧でないブレーキの車や、空荷だと簡単にロックさせてしまう、凄まじい操作に熟練を要する初期のHinoのトラックなど様々な経験をすることが出来ました。エンジンとシャーシーとハンドリングの味付けは、ベンツならではの伝統の味は健在なようですが、東京銀座から熊野まで550kmを5時間ではしりきったり、渋谷から京都東インターまでを3時間半で走破したのも、 ベンツならではで。した。もっともポルシェ・フェラール・ジャガー等の名車ならば可能だと思います。初めて乗った時に感銘を受けたのは、高速での安心して踏めるブレーキでした。初期の縦目の日産セドリックに乗った時に、雑誌の座談会に出席して、120kmでのブレーキが心もとないと言って呆れられた経験もありましたので、流石にアウトバーンで通用するにはこんなブレーキが必要なのだと思いました。未だ、成田空港が開港していない時の高速道路は、少数のトラックは走行しているのみのガラガラ状態だったので、千葉方面へゴルフに行くときに利用すると、200km/hて走行できましたが、100kmのトラックに対して速度差は100kmだったので見る見る接近した記憶があります。話が、まとまりなく、あちらこちらに飛んでしまいますが、私には、理解できないことが多いです。けれど、皆様は、いろいろなことが、溢れる情報の中で、どれが正しいのか判断できる知的レベルの高さに自信をお持ちのようなのが不思議な気がします。私には、「貴方がそう思っていらっしゃるだけではないでしょうか」と思うことが多いです。
 又車に戻りますが、私には、ある程度自信をもって制御出来るのは、180km/h程度で、150km程度が適度な緊張感で快適な巡航速度でした。メーター上では
220kmまでアクセルを踏んだことはありますが、200kmオーバーを体験できたことには満足しています。現在の国産車の水準は世界一に達しているでしょうが、以前は、シーマが出たときに知人お車のハンドルを握らせてもらいましたが、かなり不満でした。多分、現在のセルシオなどは、優れた物だろうとは思いますが、日本仕様とヨーロッパ仕様が存在するのかは知りません。ひょっとしたら、私にいまでも味付けはベンツのほうが合うかもしれません。全ては、夢の彼方のことですが、運動神経にも自信がある時期に、高水準のドライビングを味わえたことは有難かったと思っています。如何に車が進歩していても、150km超で走り続ける能力はないと思います。年年衰えて行きます。クマちゃんシンちゃんを2008-1-27(土曜日)の夜故郷を後にして熊野へ連れ帰り、月曜日の7時の出勤迄にトンボ返りで東京まで返しに行き、その夜の夜行バスで帰宅したのは遥か昔のように思えてします。時間の矢は、スピードの速い氷河のように全てを押し流しながら進んで行きます。
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by nyasu559 | 2011-11-01 03:42 | 雑感 | Comments(0)