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サビ-ナは、くっつき虫。

 朝、花恋と出たら、いきなり前の田圃に入って行き、呼んでも出てこず散歩はお流れでした。
 サビーナとは、6時半に第一休憩場から、青の水落し場から、川沿いの農道へ出ました。サビーナは、川原へ行きたかったのですが、午後に連れて行くからとと言って歩き出しますと、シブシブながらついて来ました。最近サビーナは、言いつけをよく聞きます。その時、一緒に出たポールは、勝手に川原へ下りて雪、サビーナと帰ってきたときに、ニックと下の竹薮で大喧嘩になりました。帰ってから見ると、ポールはお腹に軽い引っかき傷でした。ニックの方は、右前足に小さな傷がありました。
 花恋は、お昼前に自分で帰ってきました。
3時過ぎになると、ナベラの一番手前が日陰になるので、サビーナと川原へ行きました。30分ほど遊んで、又来るからといって帰宅しました。そして、カリカリを持って外へ出ると、アイちゃんが来たので、珍しく、私に同行して水落し場へ行き、そこの農事小屋の陰で休みました。何時もは、サッサと下の竹薮に降りて行くのですが、今日はゆっくりしました。それから、ポールを連れてナベラへ行きました。サビーナは猫柳の茂みから出て来ました。食器が一つだったので、ポールとサビーナは交互に顔を突っ込んで食べていました。そんな時でもイサカイにならないから親子だなと思います。ポールのほうが沢山食べたようです。
 それから、もう一度帰宅して花恋も連れて来ました。花恋は、サビーナとは張り合う気分なので、離れて過ごします。3cmほどの深さでチョロチョロと水の流れる場所の、大きな石のところでサカナが居たのかもしれませんが、石の下に手を入れて探っていました。子供の頃は、私も同じ事をして遊びましたので、その頃のことを思い出しながら、花恋は熊野の子になったなあと思いました。花恋は、茂みに出たり入ったりしながら遊んでいましたが、消えうせることなく川原で居ました。
 6時前まで遊んで帰りました。花恋は抱っこで、サビーナとポールは歩いて帰宅しました。
 この頃、腰が痛むと散歩をしなかった92歳のおばあさんが、車を押して歩いていらっしゃるのが見えましたので、無理しない程度で、出来るだけ長く歩いてくださいと話してきました。学問をしてきた方ではありませんが、いまでも、読書をし、しっかりした方です。親孝行な子供達もしょっちゅう訪ねてきてくれるし、まだまだ、一人暮しを元気にされています。もう昔になるので、貧乏時代の思い出を、明るく話してくれます。貧乏で苦しかった頃の思い出を、そのように話せるのは、現在は幸せなことの証しではないかと思います。この辺の、よき土地柄なのか、あっけらかんと、メカケ筋だとか、不義の子だと自分の素性を口にしますし、そのことで、陰口をたたかれることもあまり無いようです。昔々は、「夜這い」なる風習があった熊野の地のせいなのかも知れません。昔は、人が大勢集まりましたし、酒を嗜みながら、世間話がはずんだりすると実話が出てきました。
 トンビは、夫婦だけが電柱でエサをねだり、若鳥は出てきませんでした。例によって、雄の方が餌を持って巣の方へ飛んで行きました。最後に一羽だけ若鳥が出てきて舞っていました。下の一羽も一切れものにしました。
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by nyasu559 | 2011-07-08 22:48 | ねこ | Comments(0)