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少しだけ外出。

 昨夜外泊したサビーナは、午前11時頃帰宅したそうです。時に、呼んでも帰らない時があるのですが、声が聞こえない場所にまで出ているのかは、本人に聞いても秘密事項らしいです。
 花恋は、第一休憩場の横の畑に舞い降りて、何かを食べている山鳩を狙っていましたが、成功しそうに無いので、10分程で諦めて帰って来ました。
 相変わらずの、不手際と同じことの繰り返しが続く、原発の処理です。既に、国際基準では、既に「チェルノブイリ事故」の域を超えたそうです。コントロールが出来ていない、というより、電源が断たれた状態では、内部の状態は、水量にしろ、温度にしろ、圧力にしろ、電気的なセンサーにより情報を得ているのは常識程度のことで、まさか、大きな温度計や透明パイプにより水位を目視するようなアナログ的原始的な方法である訳が無いと思います。非常識なのか、無能なのか、無知なのかは判りません。悪意で無いとは信じていますが、田舎の老人でも判断できるようなことが出来ない人達が、国のような大きなもののハンドルを握り、私が、書きましたように、プロのドライバーを雇わないのか判りません。政治家は、方向を示すことは出来ても、又、それが大切なことだと思いますが、原子力の工学知識も運転知識もレクチャを受けた程度に過ぎないのだから、直進するにしろ、回転するにしろ適切な現場での適切なハンドリングは出来ないと思うのは変りません。一生懸命しているとか、早期だとかというのは的外れで感情的なことです。基本的なことを守らないのは、プロとしては慎むべきといいますか、してはならないことだと思います。
 そして、被曝者は、何時ものように協力会社の作業員です。私が、腹立たしく感じるのは、東電の副社長様は、その三名がアラームが故障しているとの勘違いをして、作業を続けるというミスを犯したためと理由を語りました。例の安全・保安院は東電がその様な作業員に安全教育を徹底しろと命じたそうです。その作業員の方達は、何年か後にはガンになるのではないかという危惧を抱いて生きてゆくことになるのでしょう。そのご家族の気持ちを考えると、有能な現場の状況に応じて指示を出せる専門家達は何をしているのでしょうか。指示を与えて、お国の為、会社の為、そして君の為に頑張ってこいと現場に送り出しているのでしょうか。放射能の危険など無い現場では、作業員より監督指導員の人数の方が多いくらいで現場へ出られることも有るようです。林業や、製材工場は労働基準監督署の立ち入り検査もありますが、原発は、事故を想定していない作業所なのであまり監督しないのかもしれません。高度すぎてそんな現場の監督知識を具えた人材が不足しているのでしょうか。パターンがあまりにも同じことの繰り返しのように感じます。懸命に現場で働いている方々のほうが、勇敢な自衛隊員やはせ参じた高度な技能と装備をした消防団の方々より、恵まれない環境で命を懸けて働いているような気がいたします。火傷された方々が、ケガだけで健康を害することが無く回復しますように祈ります。
 記者会見も、今日の東電副社長の場合は、記者団もかなり食い下がるようになって来ていましたので、私の質問にはお答え下さっていないという場面もありましたが、日本語が通じないのか、お気の毒に気が動転なさっているのか、かなりトンチンカンなはぐらかしが有りました。是が不信感を増す原因だと認識できないのか、逃げ切り作戦なのか判りません。日本国民はそれで事が済んでも、諸外国に不信感は拭えないと思います。
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by nyasu559 | 2011-03-25 17:49 | ねこ | Comments(0)